「カヌレ」ブーム再来 〝進化系〟続々、マリトッツオの後継に浮上

ファミリーマートの新商品「生カヌレケーキ」
ファミリーマートの新商品「生カヌレケーキ」

フランスの焼き菓子「カヌレ」が再びブームだ。新旧の専門店に加え、アフタヌーンティーメニューに取り入れるホテルやカフェが続出。大手コンビニも相次いで新商品を投入した。トッピングなどで独自にアレンジした「進化系」が多いのが特徴で、見た目も味もさまざまなカヌレがスイーツ市場を盛り上げている。

90年代にもブーム

カヌレは王冠形をしたこげ茶色のフランス菓子。日本では1990年代にブームとなった。今回の第2次ブームでは、伝統的なカヌレに加え、アレンジを加えた「進化系カヌレ」も多数登場。ホイップクリームやチョコレートを合わせたり、ナッツや抹茶などで香りづけをしたりと、バリエーション豊かに展開されている。

ローソンストア100の「カヌレ(カスタードクリーム入り)」
ローソンストア100の「カヌレ(カスタードクリーム入り)」

独自のカヌレを看板商品に据えるホテルやカフェが相次ぐ中、コンビニ大手も新商品にカヌレを投入し始めた。ファミリーマート(東京都港区)は5月末、ドーナツ形のカヌレ生地にホイップクリームを合わせた「生カヌレケーキ」(税込158円)を発売。4月にはローソンストア100(神奈川県川崎市)がカスタードクリーム入りのカヌレ(同129円)を発売した。

インスタ投稿60万件

写真共有アプリ「インスタグラム」をのぞくと、「#カヌレ」の投稿は60・2万件に上り、昨年流行した「#マリトッツオ」(パンにクリームを挟んだイタリア菓子)の23・6万件を大きく上回る(6月2日時点)。カヌレは第1次ブームで高めた認知度に下支えされ、各店の個性豊かなアレンジが受け入れられているようだ。



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