粉飾決算で融資1億円詐取 仙台の経営者ら逮捕

仙台市の事務用機器販売会社「シャープドキュメント21ヨシダ」(民事再生手続き中)が債務超過に陥っていることを隠し、粉飾した決算報告書などを金融機関に出して1億円の融資を受けたとして、福島県警は31日、詐欺容疑で同社代表、吉田淳一容疑者(61)=同県郡山市大槻町=ら3人を逮捕した。捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。

他の2人は、同社の経理会計担当、菊地智宏容疑者(48)=仙台市青葉区=と、税務申告を担当し、別会社に勤務していた上栗正吉容疑者(50)=宮城県利府町。

逮捕容疑は共謀し、昨年2月中旬ごろ、福島県会津若松市の金融機関に売り上げを水増しするなどした書類を提出。同年3月下旬ごろ、1億円を入金させ詐取した疑い。

帝国データバンク仙台支店によると、21ヨシダは簿外債務が発覚して資金繰りが悪化。昨年7月、関連会社と合わせて計約106億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請した。

会員限定記事会員サービス詳細