花田紀凱の週刊誌ウォッチング

(875)わが意を得た「マスク社会」の大弊害記事

渋谷駅前を歩く人たち。まだマスク姿の人が多い=19日午後、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)
渋谷駅前を歩く人たち。まだマスク姿の人が多い=19日午後、東京都渋谷区(鴨川一也撮影)

表紙のプーチン大統領の顔が怖い!

『ニューズウィーク日本版』(5・31)、今週の大特集は「NATOVSプーチン」。

特集の中では元デンマーク首相で、退任後の2009年から14年まで、NATOの事務総長を務めたアナス・フォー・ラスムセン氏のインタビュー「これは民主主義と独裁の戦いだ」が参考になる。

〈短期的に見れば、世界は今後2つの陣営に分かれると予想される。民主主義の陣営と、独裁国の陣営だ。今年2月、北京冬季五輪の開幕に際して習近平とプーチンが発表した文書は、まさに独裁国陣営の戦闘宣言だった。今の世界秩序を変え、アメリカとその同盟国の出番を減らすと明確に述べていた〉

慌てて確認したが、共同声明は中露両国はNATO拡大に反対すると明記されていた。

気になるのはQUAD(クアッド)に参加したインドの動向。

〈長年にわたりロシアから武器を買い、ロシアとの太いパイプを築いてきた〉

しかし、とラスムセン氏。

〈ロシアから武器を購入するのをやめて、アメリカやその同盟国から武器を買ってほしい。それが可能になる状況を、こちらも用意すべきだ。そうすればインドを少しずつ、こちらの陣営に引き込んでいくことができる〉

要はアメリカがインドに武器を売ればいいのだ。

『週刊文春』(6月2日号)のトップは「『うちに来て』細田衆院議長の嘘を暴く『セクハラ記録』」。

細田博之衆院議長が、女性記者らに 「ご飯食べに行きましょう♥♥」「二人きりで会いたい♥♥」などとメールしていたというのだが――。

女性記者たち、そんなに嫌なら、キッパリ断ればいい。と言ったら、これもセクハラ⁉

『文春』サン、78歳の老人をそんなイジメるなよ。

『週刊新潮』(6月2日号)「あなたはどうしますか『政府方針発表』でも外せない⁉『マスク社会』の大弊害」。

わが意を得たり。一々、ごもっともだが、書くのが遅すぎる!

(月刊『Hanada』編集長)

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