伝来100年のペーロン競漕、相生で3年ぶり

漕ぎ手たちが熱いバトルを繰り広げたペーロン競漕=29日午後、兵庫県相生市
漕ぎ手たちが熱いバトルを繰り広げたペーロン競漕=29日午後、兵庫県相生市

竜をかたどった木造船のレース「ペーロン競漕(きょうそう)」が29日、兵庫県相生市の相生湾で行われた。新型コロナウイルス感染症の影響で過去2年は中止され、ドラや太鼓の音色や勇壮な掛け声が3年ぶりに響いた。

ペーロンは古代中国発祥で、江戸時代に長崎へ伝わり、相生では長崎出身の造船所従業員が故郷をしのんで始めた。伝来から今年で100周年を迎えた。今回の記念大会は感染拡大防止のため規模を縮小して行われ、本場・長崎など県外招待を含む39チームが出場した。

久々のペーロンとあって岸壁には市民ら大勢の観客が詰めかけた。異国情緒あふれるドラの音のもと、漕(こ)ぎ手たちは力強く櫂(かい)をさばき、観客らは水上の激しいバトルを楽しんだ。

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