ラグビーのリーグワン1部プレーオフは29日、東京・国立競技場で決勝が行われ、埼玉(レギュラーシーズン2位)が東京SG(同1位)を18―12で破り、今年1月に開幕した新リーグを制した。観客は今季最多の3万3604人だった。
トップリーグ時代の昨季決勝と同じカード。埼玉は3―3の前半28分、WTBコロインベテがトライを決め、10―3で折り返した。13―12の後半33分にはCTBライリーのトライで加点。新型コロナウイルスの影響で開幕から2試合不戦敗となった後、16連勝で頂点に立った。
ラグビー人気の定着と拡大を目指し、前身のトップリーグ(TL)を刷新して1月に開幕。TLで最多の優勝5度を誇る強豪同士の一戦は、堅守の埼玉が東京SGにトライを許さず接戦を制した。