プロ野球通信

ロッテの松川だけじゃない 今年は高卒ルーキーが元気だ

西武の育成ドラフト2位、滝沢夏央=15日、ベルーナドーム(撮影・加藤圭祐)
西武の育成ドラフト2位、滝沢夏央=15日、ベルーナドーム(撮影・加藤圭祐)

プロ野球は24日から交流戦が始まった。今季は高卒ルーキーの活躍が目立っている。ロッテの佐々木朗希とバッテリーを組み、完全試合を演出したドラフト1位、松川虎生(こう)が注目を集めるが、他にも西武の育成ドラフト2位で身長164センチの滝沢夏央(なつお)、オリックスのドラフト5位で、本格派投手に強い池田陵真(りょうま)が、1軍初出場の試合で安打を放つなど、存在感を見せている。

西武の滝沢は新潟・関根学園高から育成ドラフト2位で入団。右足舟状骨骨挫傷で戦線離脱した遊撃の源田の代役として今月13日に支配下登録され、同日の楽天戦に「2番・遊撃」で即、先発出場を果たした。1点を追う六回に二塁への内野安打でプロ初安打をマークすると、50メートル5秒8の俊足を生かして同点のホームを踏むなど、初出場から大活躍。翌14日の楽天戦も同点の適時三塁打を放ち、2日連続でお立ち台に立った。

身長164センチの小柄な体に悩み、中学、高校時代は何度か野球をやめようと思ったことがあるという。それでも「この身長でも『やってやろう』という気持ちでやっている」と、諦めずに続けてきたことが報われた。辻監督は「足もあるし、何が起こるか分からないという期待を持たせてくれる選手」と絶賛する。

ロッテの松川には18歳とは思えない風格が漂うが、滝沢はどことなくあどけなさが残る。その見た目とは違い、交流戦前の最後のリーグ戦となった22日の日本ハム戦では「3安打猛打賞」を記録するなど打撃も好調。「ポスト・源田」への期待も膨らむ。

会員限定記事会員サービス詳細