自民、備蓄予算不足と主張 防衛費、立民「点検必要」

小野寺五典氏(宮川浩和撮影)
小野寺五典氏(宮川浩和撮影)

与野党の安全保障政策の責任者は29日のNHK番組で、岸田文雄首相が「相当な増額」方針を示した防衛費の在り方を巡り討論した。自民党の小野寺五典安全保障調査会長は、弾薬や燃料などの備蓄や研究開発の予算が不足しているとして「必要なものは積み上げていくことが大事だ」と主張した。立憲民主党は、無駄の点検に加え積算根拠を示すことが条件になると指摘した。

小野寺氏は、国内総生産(GDP)比2%への防衛費増額を念頭とした自民の提言について「NATO(北大西洋条約機構)の目標と同じスタンスだ」と説明した。

公明党の北側一雄副代表は、装備整備費や戦闘を続ける能力が不十分だとして「増額は避けて通れない」との認識を表明。同時に「何が不足し、何が必要かをしっかり議論する」と述べた。

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