首相、NATO首脳会議出席へ 対中露で結束確認

衆院予算委で答弁する岸田文雄首相=27日午後、国会・衆院第1委員室(矢島康弘撮影)
衆院予算委で答弁する岸田文雄首相=27日午後、国会・衆院第1委員室(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相は、6月29、30両日にスペインのマドリードで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する方向で調整に入った。複数の政府高官が27日、明らかにした。実現すれば日本の首相として初めてとなる。

日本はNATOに加盟していないが、ウクライナ侵攻を続けるロシアに加え、東・南シナ海で軍事的圧力を強める中国などへの対応をめぐり欧米首脳との結束を確認する方針だ。

首相は、6月26~28日にドイツ南部エルマウで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した後、マドリードを訪問する見通し。

政府内では首相の出席について、7月10日投開票とみられる参院選の選挙期間と重複するため慎重論があったが、出席して欧米首脳と緊密に連携を図る意義は大きいと判断した。林芳正外相は4月、ベルギーで開かれたNATO外相会合に初参加した。

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