米大リーグ、ジャイアンツのキャプラー監督は27日、テキサス州ユバルディの小学校で21人が殺害された銃撃事件を受け銃規制が進まない国の体制に抗議を示すため、試合前の国歌斉唱に当面は参加しない考えを明らかにした。AP通信が報じた。
キャプラー監督は敵地シンシナティでのレッズ戦前に取材に応じ、「国の方向性が改善するまで、国歌斉唱には出ない」などと語った。
プロ野球巨人でもプレー経験がある46歳のキャプラー監督は2020年からジャイアンツを率い、昨季は9年ぶりに西地区制覇に導いてナ・リーグの最優秀監督賞を受賞した。(共同)