陸自が離島想定し火力演習 3年連続で一般観客なし

陸上自衛隊の「富士総合火力演習」で砲弾を放つ10式戦車=28日午前、静岡県の東富士演習場
陸上自衛隊の「富士総合火力演習」で砲弾を放つ10式戦車=28日午前、静岡県の東富士演習場

陸上自衛隊は28日、静岡県の東富士演習場で、戦車や火砲による国内最大の実弾射撃演習「富士総合火力演習」を実施した。離島での戦闘を想定し、敵を退けるまでの一連の作戦を展開。防衛省は尖閣諸島(沖縄県石垣市)や台湾を巡る中国との緊張関係を念頭に離島防衛の体制増強を続けている。近年のこの演習では、離島防衛がテーマとなっており、今回も陸自としての対応力をアピールする狙いだ。

静岡県の東富士演習場で行われた陸上自衛隊の「富士総合火力演習」=28日午前
静岡県の東富士演習場で行われた陸上自衛隊の「富士総合火力演習」=28日午前

演習は「総火演」の通称で知られ、新型コロナウイルス禍の前は2万人以上の観客を集めていた。感染拡大防止のため3年連続で一般観客は入らず、インターネット動画で中継。隊員の教育目的での開催となった。演習場では岸信夫防衛相や中曽根康隆防衛政務官が視察。外国軍の関係者も訪れた。

陸上自衛隊の「富士総合火力演習」を視察に訪れた岸防衛相(前列中央)=28日午前、静岡県の東富士演習場
陸上自衛隊の「富士総合火力演習」を視察に訪れた岸防衛相(前列中央)=28日午前、静岡県の東富士演習場


会員限定記事会員サービス詳細