外務省は27日、日米韓局長級協議を6月3日にソウルで開催すると発表した。外務省の船越健裕アジア大洋州局長、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国の金健(キム・ゴン)朝鮮半島平和交渉本部長が出席する。北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射や非核化に向けた連携強化などについて協議する見通し。
日米韓局長級協議は今年2月に米ハワイで開催されて以来で、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)新政権発足後初めて。今月26日には、外務省の森健良次官がシャーマン米国務副長官と韓国の趙賢東(チョ・ヒョンド)第1次官と電話で協議し、「重層的な意思疎通を図っていくことの重要性」について再確認した。