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偏西風

踏ん張る関西小劇場 民が支えた意地、今なお 

ウイング再演大博覧會で上演された劇団「桃園会」の「深海魚」の一場面=平成15年12月、大阪市中央区のウイングフィールド(桃園会提供、撮影・白澤英司氏)
ウイング再演大博覧會で上演された劇団「桃園会」の「深海魚」の一場面=平成15年12月、大阪市中央区のウイングフィールド(桃園会提供、撮影・白澤英司氏)

大阪・ミナミの繁華街、心斎橋筋から東に徒歩数分、雑居ビルの6階に100人も入ればいっぱいの小さな劇場がある。「ウイングフィールド」といい、今年、開場30周年を迎えた。若者文化を象徴する小劇場演劇の拠点として、関西の演劇界に大きな役割を果たしてきたが、経営は厳しく、コロナ禍が拍車をかけた。劇場を運営する福本年雄さん(68)は「それでも続けていく」と静かに決意を語る。大阪市は都市の規模の割に劇場が少ない。小劇場演劇の灯を守りつないでいるのはウイングフィールドのような民(みん)の力である。

ウイングフィールドが開場したのは平成4年。関西の小劇場演劇ブーム華やかなりし頃だった。大阪市内には当時、扇町ミュージアムスクエア(OMS)やオレンジルーム、近鉄小劇場、近鉄アート館など民間企業が運営する小劇場がいくつもあり、関西の劇団のホームグラウンドになっただけでなく、東京などからも多くの人気劇団が来阪、若者が押し寄せた。

現在、舞台や映像で全国的に活躍している個性派俳優、古田新太(あらた)さんや生瀬(なませ)勝久さん、佐々木蔵之介さんらはみな関西小劇場演劇の出身。若き日、これらの劇場で大暴れしていた。

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