〈独自〉世界マスターズ、2027年開催案が浮上 

2019年5月、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」PRのためグランフロント大阪で行われた綱引き。タレントの武井壮さん(手前)らが参加した=大阪市北区
2019年5月、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」PRのためグランフロント大阪で行われた綱引き。タレントの武井壮さん(手前)らが参加した=大阪市北区

新型コロナウイルスの影響で再延期された生涯スポーツの世界大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西」をめぐり、2027年5月に開催する案が浮上していることが27日、分かった。関係者間で今秋開催と26年5月開催の2案が出ていたが、調整が難航。主宰者の国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が新たに27年5月開催を提案する一方、WMG国内組織委員会は26年5月開催を主張している。

WMGは原則として4年に一度開かれ、25年には台湾での開催が予定されている。関西でのWMGは関西財界が誘致を主導し、関西広域連合が協力して13年に開催が決定。当初は21年5月に開催予定だったが、新型コロナの感染拡大で22年5月に延期となり、さらに再延期が決まった。

大会組織委は、コロナ収束の見通しが立たない中、25年大阪・関西万博の盛り上がりをWMGにつなげる狙いから26年5月の開催を打ち出す一方、開催日程の最終的な決定権限を持つIMGAは今秋の開催の意向を示していた。ところが今春、IMGA側が「台湾大会から2年連続、同じアジア圏での開催はあり得ない。共倒れになる恐れがある」などとして、新たに27年5月開催を提案。両者の間で交渉が続いている。

大会組織委関係者は「台湾とも開催に向けた連携について話しており、連続開催はアジアにとってもマイナスにはならない。26年5月開催を変更するつもりはない」と強調。今月30日には大阪市内でメディア向けに「IMGAとの交渉状況の説明」を行うとしており、組織委が主張する26年5月開催に向けて改めて大会の周知や機運醸成の取り組みが発表される。

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