元祖「ネコ型パン」のベーカリーが6月閉店 販売は継続へ

ネコの顔をかたどった「いろねこ食パン」。各地でみられるネコ型パンの元祖といわれる
ネコの顔をかたどった「いろねこ食パン」。各地でみられるネコ型パンの元祖といわれる

ネコの顔をかたどった食パン「いろねこ食パン」が人気の大阪・梅田、大阪新阪急ホテル直営のベーカリー&カフェ「ブルージン」が6月13日で閉店する。いろねこ食パンは、各地でみられるようになったネコ型パンの〝元祖〟ともいわれており、幅広い年代に愛されてきた商品。閉店を惜しむ声が上がっている。

パンの形をネコの顔の輪郭にして、あえて表情を描いていないのが特徴。プレーンとイチゴミルク、レーズン、チョコバナナの4種類で展開し、ジャムなどで顔を描いて楽しめる。

ホテル地下1階にあるブルージンは昭和44年11月30日、阪急大阪梅田駅(大阪市北区)直結の商業施設「阪急三番街」の開業と同時にオープンした。いろねこ食パンは平成29年の店舗リニューアルに合わせて誕生。その4年前から販売していたネコの手をかたどった焼き菓子「ねこのて」から派生したといい、ネコ好きのホテルスタッフがアイデアを出し合って形にした自信作で、これまでネコ好きやファミリー客の人気を呼んできた。

7月からは土日祝限定で

商品の販売は好調だったが、新型コロナウイルス禍でホテルのサービスを見直すことになり閉店が決定。根強い人気のある商品だけに販売機会を残すことになり、7月2日から土日祝日限定でホテル地下1階のレストラン「オリンピア」前で販売する。

6月13日の閉店が決まったカフェ&ベーカリー「ブルージン」(大阪市北区)
6月13日の閉店が決まったカフェ&ベーカリー「ブルージン」(大阪市北区)

阪急阪神ホテルズ経営戦略本部の荒木秀敏氏は「閉店は残念だという声が届いており、ありがたく感じている。多くの人に愛されているいろねこ食パンはこれからも残したい」と話す。(井上浩平)

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