鉄道技術展・大阪が閉幕 初の大阪開催「貴重な場に」

最終日も多くの来場者でにぎわった「鉄道技術展・大阪」の展示会場=27日、大阪市住之江区
最終日も多くの来場者でにぎわった「鉄道技術展・大阪」の展示会場=27日、大阪市住之江区

大阪市住之江区のインテックス大阪で開催されていた国内唯一の鉄道技術に関する総合展示会「鉄道技術展・大阪」(主催・産経新聞社)が27日閉幕した。大阪では初開催となった。鉄道を支える最新のシステムや機器が一堂に会したほか、関連するセミナーや講演も注目され、会場は25日の初日からにぎわった。会期中の来場者数は約1万8300人だった。

今回は、鉄道業界が抱える人材不足に対応する機器の出展が目立った。人工知能(AI)を活用した保守・点検業務を省人化するシステムに加え、顔認証で入退場できる次世代の自動改札機なども来場者の関心を集めた。

出展者からは「今まで取引がなかった関西地区の潜在顧客に最新機器やサービスの説明ができた貴重な場となった」との声が聞かれた。

一方で、展示会を企業研究の場としてとらえた学生も数多く来場した。最終日に会場を訪れた神戸大大学院工学研究科1年の森智輝さん(23)は、「鉄道に関わる企業が業種も数も非常に多いことに驚いた。いま都市計画や土木を学んでおり、それらに取り組む企業も多く、将来は学んだことを生かせる仕事に進みたい」と力強く抱負を語った。

来年は「第8回鉄道技術展」(主催・同)が開かれる。会場は千葉市美浜区の幕張メッセで、会期は11月8~10日。出展企業の募集は今年8月中旬ごろ開始する予定。

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