「国士だった」 葛西氏死去で安倍元首相

安倍晋三元首相(矢島康弘撮影)
安倍晋三元首相(矢島康弘撮影)

自民党の安倍晋三元首相は27日、旧国鉄の分割民営化で中心的役割を果たしたJR東海名誉会長の葛西敬之氏の死去について「寂しい気持ちだ。素晴らしい経営者だったが、一言で言えば国士だった。体の重心の真ん中に常に国家があり、常に国家のことを考えておられる人だった」と述べた。国会内で記者団に語った。

葛西氏は安倍氏と親交が深く、集団的自衛権行使容認に向けた有識者会議のメンバーなどを務めた。安倍氏は「葛西氏は『このままでは日米同盟は危険な状況になる。それを防ぐためにも、集団的自衛権の行使を可能にしなければならない』と言い続けてきた。晩年は宇宙政策について提言をまとめていただいた」と振り返った。その上で、「先見性と実行力のある人だった。改めて心からご冥福をお祈りしたい」と悼んだ。

葛西敬之氏が死去 JR東海名誉会長

会員限定記事会員サービス詳細