7月電気料金、4社値上げガスは全社上昇

大手電力10社が27日発表した7月の家庭向け電気料金は、東京電力など4社が値上げとなった。ロシアのウクライナ侵攻に伴って、液化天然ガス(LNG)や石炭といった火力発電の燃料費が高騰している影響を受けた。残る6社は燃料費の変動を料金に上乗せする燃料費調整制度の上限に達しており、据え置きとなる。大手都市ガスは全社値上げする。

標準的な家庭の電気料金で、最も値上げ幅が大きいのは東京電力の306円。北海道電力が299円、中部電力が260円だった。北海道電は16カ月連続、東電と中部電は11カ月連続の値上げとなった。九州電力は上限に達したため、18円の値上げにとどまった。

東北電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力の6社は既に上限に達しており経済産業省に値上げを申請しなければ燃料費の上昇分を転嫁できず、経営を圧迫している。

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