25日、米ニューメキシコ州に着陸したボーイングの新宇宙船スターライナー(NASA提供、AP)米航空宇宙大手ボーイングが開発中の新宇宙船スターライナーが25日、地上と国際宇宙ステーション(ISS)を往復する無人の飛行試験を終えて米西部ニューメキシコ州に着陸、帰還した。同社幹部は記者会見で「極めてうまくいった」と評価。結果を分析した後、年内にも有人試験を実施する意向で、成功すれば飛行士の輸送手段として実用化される見通し。
スターライナーは19日に南部フロリダ州を出発し、翌日、ISSへの自動ドッキングに成功した。有人飛行と同様に電源を切って静止状態に入るなど、実際の運用を想定した手順を確認。予定通りISSを離れて地球に向かい、パラシュートで減速した上でエアバッグで衝撃を和らげ、着陸した。(共同)
25日、米ニューメキシコ州にパラシュートを開いて着陸するボーイングの新宇宙船スターライナー(NASAビデオから、AP)25日、パラシュートを開いて米ニューメキシコ州に着陸するボーイングの新宇宙船スターライナー(NASA提供、AP)25日、パラシュートを開いて米ニューメキシコ州に着陸するボーイングの新宇宙船スターライナー。途中で熱シールドを切り離した(NASA提供、AP)25日、パラシュートを開いて米ニューメキシコ州に着陸するボーイングの新宇宙船スターライナー(NASA提供、AP)25日、米ニューメキシコ州に着陸したボーイングの新宇宙船スターライナー(NASA提供、AP)25日、米ニューメキシコ州に着陸したボーイングの新宇宙船スターライナー(NASA提供、AP)