無人試験の新宇宙船帰還 ボーイング、有人飛行へ

25日、米ニューメキシコ州に着陸したボーイングの新宇宙船スターライナー(YouTubeより、共同)
25日、米ニューメキシコ州に着陸したボーイングの新宇宙船スターライナー(YouTubeより、共同)

米航空宇宙大手ボーイングが開発中の新宇宙船スターライナーが25日、地上と国際宇宙ステーション(ISS)を往復する無人の飛行試験を終えて米西部ニューメキシコ州に着陸、帰還した。今後、有人試験にも成功すれば飛行士の輸送手段として実用化される見通し。

スターライナーは19日に南部フロリダ州を出発し、翌日、ISSへの自動ドッキングに成功した。有人飛行と同様に電源を切って静止状態に入るなど、実際の運用を想定した手順を確認。予定通りISSを離れて地球に向かい、パラシュートで減速した上でエアバッグで衝撃を和らげ、着陸した。

米航空宇宙局(NASA)はスターライナーを、スペースXの宇宙船クルードラゴンと並ぶ飛行士の輸送手段としたい考え。ソユーズ宇宙船を持つロシアとの関係が悪化する中、自国の飛行士をISSに確実に常駐させる狙いがある。7人まで搭乗でき、ボーイングは民間宇宙旅行にも使われることを想定している。(共同)

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