米大リーグは25日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのレンジャーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打数無安打で2三振。チームは2―7で敗れた。
1―7の八回1死一塁。場内の歓声はため息に変わった。エンゼルスの大谷が4打席目で放った飛球はあとひと伸びせず、フェンス手前で中堅手に捕球された。マドン監督は「少し高く上がり過ぎたね。ただ、いい形では打てていたと思う」と評した。
今季の球は「飛びにくい」とされ、大谷自身も「去年よりは飛ばないかなという印象がある。柔らかい」と語っていた。投手としては有利に働く一方で、打者では感覚と結果に隔たりが出るケースが生じる。その象徴的な打席だった。
(共同)