山梨県警は26日、道志村山中の捜索で新たに人骨のようなもの2つが見つかったと発表した。令和元年に当時7歳で行方不明になり、同じ山中で肩甲骨が見つかったたため、死亡と判断した千葉県成田市の小倉美咲さんとの関連を調べる。大きさなどは明らかにせず、司法解剖で人骨と判明すればDNA型鑑定を進めるとしている。
山梨県警の伊藤隆行本部長は26日、定例記者会見で「事件事故の両面から真相解明に向けて全力で取り組む」と述べた。
これまでの捜索では、小倉さんとDNA型が一致した肩甲骨と左脚、右腕の骨が発見された。小倉さんの母と広く親族関係にあるとして「矛盾はない」とされた頭骨の一部と、小倉さんのものと特徴が一致する靴や衣類も見つかっている。