そごう・西武の売却「あらゆる選択肢」井阪社長が説明

セブン&アイ・ホールディングスの定時株主総会の会場に入る人たち=26日午前、東京都千代田区
セブン&アイ・ホールディングスの定時株主総会の会場に入る人たち=26日午前、東京都千代田区

セブン&アイ・ホールディングスは26日、東京都内で定時株主総会を開いた。井阪隆一社長は業績不振が続く傘下の百貨店そごう・西武について、「あらゆる選択肢を視野に検討している」と述べた。

セブンは主要株主で「物言う株主」として知られる米投資会社バリューアクト・キャピタルから、そごう・西武の売却を求められている。23日には売却先を選ぶ2次入札が締め切られ、海外の投資ファンド3社が応札している。

総会に出席した50代の男性株主は「そごう・西武の売却について井阪社長はあっさりとしたもので、国内よりも海外志向が強い印象を受けた」と話した。

一方、総会では社外取締役9人を含む計15人の取締役を選任する人事案が可決された。大株主のバリューアクトは取締役の過半数を社外取締役にするよう求めていた。また、セブン&アイの祖業でもあるイトーヨーカ堂など不振の続くスーパー事業を切り離し、稼ぎ頭のコンビニ事業への集中も提案している。

総会は株主249人が出席し、1時間40分ほどで終了した。(飯嶋彩希)

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