ロシア、防衛力強化を警告 共同飛行で日本の対応批判

ロシア外務省のザハロワ情報局長(AP)
ロシア外務省のザハロワ情報局長(AP)

ロシア外務省のザハロワ情報局長は25日、中国とロシアの爆撃機が24日に日本周辺を共同飛行したことに対する日本政府の懸念表明を「根拠のない、ばかげた抗議」と批判し「防衛力の強化で対抗する」と警告するコメントを発表した。

ザハロワ氏は、中露の合同パトロールは国際法を順守して定期的に行われ、アジア太平洋地域の平和と安定に貢献していると強調。日本側が24日に東京の在日ロシア大使館に「電話による抗議」をし、ウクライナ情勢に絡めて「言いがかりを付けてきた」と非難した。その上で、日本は米国との軍事、政治的協力を急速に強め、自国内に米国の短中距離ミサイル配備を検討するなどしてロシアへの潜在的脅威を高めていると指摘した。

日本の防衛省によると、中国のH6爆撃機とロシアのTU95爆撃機が24日午前から午後にかけ日本海と東シナ海、太平洋の長距離を共同飛行。領空侵犯はなかった。飛行したのは計6機で、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。(共同)

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