NATO加盟で具体策要求 トルコ、北欧2国と初協議

NATOに加盟申請した北欧フィンランドとスウェーデンをめぐり、トルコの首都アンカラで開かれた高官協議=25日(ロイター)
NATOに加盟申請した北欧フィンランドとスウェーデンをめぐり、トルコの首都アンカラで開かれた高官協議=25日(ロイター)

北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請した北欧フィンランドとスウェーデン、両国の加盟に反対するトルコは25日、トルコの首都アンカラで申請後初の高官協議を開いた。トルコのカルン大統領府報道官は、懸念されるテロの脅威に2国が「具体的な措置」を講じなければ加盟は承認できないと改めて強調した。

2国の加盟にはトルコを含む全加盟国の承認が必要。トルコは自国の非合法組織クルド労働者党(PKK)やシリア北部のクルド勢力を2国が支援していると抗議し、政治、財政、軍事面の支援撤回を求めている。

約5時間続いた協議後に記者会見したカルン氏は、トルコへの武器輸出制限の解除に2国の「前向きな態度が見られた」としたが、テロ組織関係者の身柄引き渡しに応じていないと不満を表明した。

NATO主要国は加盟申請を歓迎し、迅速に手続きを進める方針だが、カルン氏は「時間のプレッシャーはない」と述べ、2国との協議を急がない考えを示した。(共同)

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