自民党の中谷元首相人権担当補佐官(国際人権問題担当)は26日、中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区で少数民族のウイグル族らが強制収容されている問題で、2万人分以上の収容者リストなど中国当局の内部資料数万件が流出したことに関し、「中国政府は説明をしっかりとしなければならない」と述べた。
さらに国連のバチェレ人権高等弁務官が近く同自治区を訪問することにも触れ、「中国は(調査を)邪魔すべきではない。決して中国の宣伝に利用されることがないようにしてもらいたい」と強調した。自身が代表世話人を務める谷垣グループ(有隣会)の会合で語った。