群馬県が警戒レベル引き下げ「1」に 28日から全県で

警戒レベル「1」への引き下げについて説明する山本一太知事=26日、県庁(柳原一哉撮影)
警戒レベル「1」への引き下げについて説明する山本一太知事=26日、県庁(柳原一哉撮影)

群馬県は26日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、県独自の警戒レベル(0~4)について最低から2番目の「1」に引き下げると決めた。28日から来月10日まで全県に適用する。感染状況の改善を踏まえた判断で、「1」は1月11日以来136日ぶり。県は社会経済活動の本格再開を進めていく。

山本一太知事は26日の定例会見で、リバウンド(再拡大)防止のため基本的な感染対策を講じるよう求めつつも、「地域経済を回していきたい」と述べ、感染防止と社会経済活動の両立を図る考えを改めて示した。

県民への要請では、大人数での会食や飲み会は十分な注意を求める。事業者に対しては業種別ガイドラインの順守のほかテレワークを推奨。学校は通常登校、部活も通常通りとし、宿泊を伴う活動も認められるという。

今冬の第6波では、1日の新規感染者数が2月3日に過去最多の1192人を記録したが、その後はワクチンの追加接種が進んだことなどから減少。1週間平均の1日当たり新規感染者数は321・4人、病床稼働率も20・1%(いずれも26日時点)に低下した。

一方、県はコロナ禍で傷んだ地域経済の立て直しに取り組み、6月末まで観光需要喚起策「愛郷ぐんまプロジェクト第5弾」を実施する。第4弾(4月1日~28日)の利用実績は約12万9千人泊で「需要が着実に回復に向かっている」(山本知事)という。

また、政府はインバウンド(訪日外国人観光客)の受け入れ再開にも前向きとされ、知事は誘致に向けて「しっかり取り組む」と述べた。

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