誕生50年!「ベルばら展」が東京・六本木で開催 貴重な原画も

©池田理代子プロダクション
©池田理代子プロダクション

池田理代子さんによる名作マンガ『ベルサイユのばら』。今年、誕生から50年を迎えることを記念した展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー」(産経新聞社ほか主催)が、9月17日(土)から11月20日(日)まで、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催される。

『ベルサイユのばら(以下、ベルばら)』は、昭和47年4月から48年12月まで、少女マンガ誌「週刊マーガレット」(現「マーガレット」、集英社)に連載された。フランス革命を背景にした壮大な歴史ドラマは、当時の「少女マンガで歴史ものはあたらない」という常識を覆し、連載開始から少女たちの心をつかみ大ヒット。ファンレターが月に数万通届くほどの大人気作になり、少女マンガの歴史を変える不朽の名作となった。

2000頁にも及ぶ長大な物語である「ベルばら」。本展では、特に悲劇のフランス王妃マリー・アントワネットと、女性でありながら軍人として生きるオスカルの2人に焦点を当て、当時の貴重な原画と共に紹介する。当時24歳の池田さんが、「必ずヒットさせる」と誓いながら描いた原画は、力強い線がほとばしり、50年経った今でもその美しさに魅了される。また、池田さんは「もっと自分の思い通りに絵を描きたい」とさらなる高みを目指して連載中にも絵画の技術を学び直しており、物語の進展と共に筆致が変化していく。本展では、登場人物の心情を映しながら筆致が変化していく様子も鑑賞することができる。

「ベルばら」は、48年に連載を終了した後も人気は衰えず、翌49年に宝塚歌劇で舞台化されるやいなや空前のベルばらブームを引き起こし、社会現象となった。また、54年にはテレビアニメが放映され、ファン層も拡大し、さらに、フランスをはじめとする世界各国での翻訳・出版も行われるなど、世界的な人気作品となっている。

本展では、初公開も含めた貴重な原画を、執筆当時の池田理代子さんの想いや言葉を交えながら展示する。宝塚歌劇のコーナーでは劇中の“オスカルの部屋”を再現するほか、舞台衣裳や小道具などで華麗なるその世界を紹介。テレビアニメや懐かしのグッズ、現在にも続く展開もたどるなど、多彩な切り口で不朽の名作の軌跡と全貌に迫る。

池田さんは「50年とは遥か昔のことのようではありますが、『ベルサイユのばら』という作品が親から子へ、そして孫へと読み継がれているという、連載中にはとても想像できなかった夢のような幸福を与えられ、作者としてはすべてに感謝したい気持ちです」とコメントを寄せた。

大阪・阪急うめだ本店にも巡回予定。

詳細は展覧会公式HP(https://verbaraten.com/

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