松山市の道後温泉観光に、新たな開運アイテムが6月1日から登場する。地下から湧き出る温泉に神の存在を感じ「神の湯」としてあがめてきたことに由来する「神の湯ボトル」。香水瓶のようなかわいらしい小瓶に、源泉の湯に浸した紙を入れて持ち帰ることができる。
神の湯ボトルを制作したのは道後温泉旅館協同組合などで構成する「道後温泉誇れるまちづくり推進協議会」。宮崎光彦会長は「歴史文化に触れられる街歩きをと、女性の発想から始まった」と話す。
伊予鉄道道後温泉駅近くにある道後温泉第4分湯場に設けられている「手湯」に、「神の湯」と精緻に切り抜いた紙を浸し、コルク瓶に入れて持ち帰ることができるようになっている。蓋の部分は道後温泉のシンボル「湯玉」の形をしており、源泉が地下から湧き上がるさまを表現している。