埼玉・入間の「ご当地映画」7月公開 少年の成長描く

埼玉県入間市を舞台とする映画「ラストサマーウォーズ」のワンシーン(©「ラストサマーウォーズ」製作委員会)
埼玉県入間市を舞台とする映画「ラストサマーウォーズ」のワンシーン(©「ラストサマーウォーズ」製作委員会)

埼玉県入間市を舞台にした映画「ラストサマーウォーズ」が7月1日から全国公開される。入間市出身の宮岡太郎監督が、杉島理一郎市長から提案を受けてメガホンを取った「ご当地映画」で、内気な少年が映画制作を通じて成長していく姿を描いた。全国公開に先立ち、6月24日から入間市のユナイテッド・シネマ入間で先行公開される。

「映画オタク」の主人公・陽太は、小学校生活最後の夏休みを前にした終業式の日、思いを寄せていた同級生の明日香が外国へ引っ越すことを知る。明日香をヒロインにした映画を作ろうと思い立った陽太は、4人の同級生たちを映画制作に誘う―。

オーディションで選ばれた子役に加え、小学生ら多くの市民がエキストラとして撮影に参加した。主人公の父親役は入間市出身のデビット伊東さんが演じ、母親役には埼玉県鶴ケ島市出身の櫻井淳子さんを起用するなど、県ゆかりの俳優も多数出演する。

撮影は昨年9月に始まり、大半のロケが入間市内で行われた。特産品・狭山茶の畑や国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」、宮岡監督の出身校の市立仏子小などが登場する。

市は、主人公の同級生に当たる市立小の6年生児童全員を、映画の上映と旧石川組製糸西洋館の見学に招待する計画だ。また、舞台を巡るファンのためにロケ地のマップを作るなどの活動も進めている。市商工観光課の担当者は「あらゆる形で入間市の魅力を市内外に伝えていきたい」と話した。(兼松康)

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