偽造免許で原発立ち入りか 鳥の巣下見、作業員を逮捕

中国電力の島根原子力発電所(沢野貴信撮影)
中国電力の島根原子力発電所(沢野貴信撮影)

島根県警松江署は24日、鳥の巣の撤去作業の下見で中国電力島根原発に入る際、有効期限欄を偽造した運転免許証を提示したなどとして、有印公文書偽造・同行使と道交法違反(無免許運転)の疑いで、三重県鈴鹿市若松西、会社員の男(24)を逮捕した。中国電によると、構内で不審な行為は確認されず、原発の安全性に影響はなかった。

逮捕容疑は、10日午前10時25分ごろ、中国電の協力会社の要請を受けて鳥の巣を撤去する作業の下見のため松江市の島根原発を訪れ、入構手続きで実際は有効期限が過ぎていたのに偽造して期限を先延ばしした運転免許証を提示するなどしたとしている。

松江署によると、男はそのまま原発に立ち入ったが、11日に原発関係者から県警に通報があった。運転免許証の西暦と和暦がずれていたという。中国電は「核物質防護対策の確実な実施に努める」としている。

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