銃を持った18歳の男が小学校を襲撃し、児童を次々と撃った。米南部テキサス州ユバルディのロブ小学校で24日起きた乱射事件。校舎周辺では保護者が悲嘆に暮れ、メキシコ国境に近い人口約1万6000人の街は深い悲しみに包まれた。アボット州知事は記者会見で「恐ろしい悲劇」が起きたと厳しい表情で語った。
米メディアによると、男は校舎近くで車を乗り捨て校内に侵入した。拳銃とライフル銃を所持していたとみられる。撃たれた児童らは近くの病院の緊急治療室に搬送されたが、うち数人は到着前に死亡が確認された。
現場周辺には多数の警察車両や救急車が展開。米テレビの映像によると、当局者に肩を支えられながら涙に暮れる女性や、抱き合う保護者らの姿も見られた。(共同)