親露派元大統領に逮捕状 クリミア駐留延長は反逆

ウクライナのヤヌコビッチ元大統領=2019年2月、ロシア・モスクワ(ロイター=共同)
ウクライナのヤヌコビッチ元大統領=2019年2月、ロシア・モスクワ(ロイター=共同)

ウクライナの首都キーウ(キエフ)の裁判所は23日、南部クリミア半島セバストポリへのロシア黒海艦隊の駐留延長合意に2010年に署名した親露派ヤヌコビッチ大統領(当時)に対し、反逆容疑による逮捕状を出した。ウクライナ検事総長事務所が発表した。

ヤヌコビッチ氏は10年、東部ハリコフでロシアのメドベージェフ大統領(当時)と会談し、セバストポリに基地を置くロシア黒海艦隊の駐留を17年から25年間延長する合意文書に署名。検事総長事務所は、ウクライナ憲法などに反して主権を損ないロシアを支援、ロシアによるクリミア編入を招いたと指摘した。

ヤヌコビッチ政権は14年の大規模デモで崩壊、ヤヌコビッチ氏はロシアに逃亡した。今年2月のロシアのウクライナ侵攻後、ロシア大統領府が同氏の復権を画策しているとの報道も出ていた。(共同)

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