後藤厚労相、サル痘に警戒「発生動向を監視」

サル痘ウイルス(CDC提供・共同)
サル痘ウイルス(CDC提供・共同)

後藤茂之厚生労働相は24日の閣議後の記者会見で、天然痘に似た感染症の「サル痘」が世界各国で相次いで確認されていることを受け、「(日本国内でも)自治体と連携して感染状況の把握に努め、発生動向を監視するなど、必要な対応を取りたい」と述べた。

サル痘は中央・西アフリカで流行している感染症。日本国内での感染者は確認されていないが、アフリカ以外で、渡航歴のない感染例が確認されている。

このため、厚労省は20日、国内で感染が疑われる事例が見つかった場合には速やかに報告するよう、都道府県に注意喚起を行った。


会員限定記事会員サービス詳細