長州正論

「日本は自立への覚悟を決めよ」湯浅博特別記者

長州「正論」懇話会第41回講演会で講演する産経新聞特別記者、湯浅博氏=山口県下関市
長州「正論」懇話会第41回講演会で講演する産経新聞特別記者、湯浅博氏=山口県下関市

長州「正論」懇話会の第41回講演会が24日、山口県下関市の市生涯学習プラザで開かれ、産経新聞特別記者で国家基本問題研究所主任研究員の湯浅博氏が「全体主義と闘った男 河合栄治郎」と題して講演した。

河合は大正・昭和期の思想家としてマルクス主義やファシズムを批判、軍部による弾圧を受けながらも、徹底して自由主義を貫いた人物として知られる。湯浅氏は「戦時下の日本で左右の全体主義と闘った河合はまさに『自由の殉教者』だった。戦後日本の自由な社会は、彼らの犠牲の上に築かれたことを肝に銘じるべきだ」と述べた。

また、ロシアによるウクライナ侵略や覇権主義を貫く中国の台頭にも触れ「それが世界秩序に対する挑戦である以上、日本は自立への覚悟を決めなければならない。それこそが河合の教えた『自由の気概』ではないか」と訴えた。

同講演会は、新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行われた。

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