海岸に魚雷、陸自が撤去 山形、潜水艦の訓練用か

山形県酒田市の海岸で発見された魚雷とみられる不審物=17日(山形県提供)
山形県酒田市の海岸で発見された魚雷とみられる不審物=17日(山形県提供)

山形県酒田市の浜中地区海岸で魚雷とみられる物体が見つかり、陸上自衛隊第6師団(同県東根市)が24日、撤去した。陸自によると、本来信管がある部分は空洞で、爆発の恐れは低いという。専門家は、潜水艦が訓練で発射後、漂着した可能性があるとしている。

山形県などによると、近くの住民が15日、一部が砂浜に埋まった全長約4メートル、直径約50センチの円筒形の物体を発見。翌日警察に通報し、17日以降、陸自が全体を砂浜に埋めて鉄板をかぶせる処置をした。約150メートルの距離に民家があるが、県は危険性は低いとして避難を指示しなかった。現場は令和元年度まで海水浴場として使われていたが、現在は遊泳が禁止されており、人の立ち入りは少ないという。

物体はさびついており、製造した国や時期は分からないという。元海上自衛隊潜水艦隊司令官の小林正男氏は、「米軍や自衛隊であれば(訓練で発射した後に)徹底的に探すはずだ」と話し、他国が用いた可能性を指摘した。

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