安倍元首相、日印協会会長に就任 モディ氏から謝意も

財団法人「日印協会」の新会長に就任する安倍晋三元首相(中央)=24日、東京都内のホテル
財団法人「日印協会」の新会長に就任する安倍晋三元首相(中央)=24日、東京都内のホテル

自民党の安倍晋三元首相は24日、日本とインドの交流発展を目指す財団法人「日印協会」の新会長に就任すると発表した。現会長の森喜朗元首相から引き継ぎ、6月9日に就任する。

東京都内のホテルで24日、森氏から安倍氏への会長交代式が開かれ、安倍氏は「日印は最も可能性を秘めた2国間関係だ」と述べた。日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」首脳会合に関しては「インド太平洋地域の4カ国が協力することは、地域の平和と安定に大きく貢献し、世界の繁栄につながる」と強調した。

安倍氏は、訪日中のインドのモディ首相と相互往来を重ねて信頼関係を築いたことに加え、クアッド形成を主導した。対中国、対ロシアにおけるインドの重要性が増す中、安倍氏の手腕に期待が寄せられている。

安倍氏を後継に指名した森氏は「安倍氏に期待されるところは多い。アジア、欧州、米国にとっても、インドは大きな存在だ」と語った。

この後、安倍氏は都内でモディ氏と面会した。安倍氏によると、モディ氏は「あなたが努力してきたことが下地となり、首脳会合を成功裏に終えることができた」と述べた。菅義偉前首相も都内でモディ氏と会い、日印間の観光や経済などをめぐり意見交換した。

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