性交渉相手複数は高リスク サル痘で欧州専門機関

サル痘ウイルス(米疾病対策センター提供・共同)
サル痘ウイルス(米疾病対策センター提供・共同)

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は23日、患者の報告が相次ぐ「サル痘」について「欧州で複数の性交渉相手がいる人の間で拡散するリスクが高い」との評価を公表した。一般の人の感染リスクは低いとした。各国に患者の発見と対応、報告に注力するよう勧告。重症化の恐れがある接触者へのワクチン接種も考慮しうると指摘した。

また、欧州で人間からペット、野生動物へとウイルスが広がらないように、人間と動物の病気の専門家が協力して対処する必要があるとした。

米疾病対策センター(CDC)も23日の電話記者会見で、ワクチンの備蓄を増やすとともに、医療現場で接種対象者を選定する際の勧告を作成中だと明らかにした。

欧州では男性と性的接触をする男性の患者が多く、CDCの担当者はこうした人たちを対象に「発疹などの症状がある際は医師の診察を受けてほしい」と呼びかけた。(共同)


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