大相撲夏場所で、3場所ぶり7度目の優勝を果たした横綱照ノ富士(モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋)が千秋楽から一夜明けた23日、オンラインで記者会見を行い、「3月場所の休場もあったし、1月場所も最後の方は負けて優勝できなかったから、今場所こそという気持ちはあった」と改めて15日間を振り返った。
横綱になって初めて休場明けの場所だったが、「優勝しなくちゃいけない立場でやっている。それを成し遂げてほっとしている」と穏やかな表情で述べた。
29日には両国国技館で、部屋付きの安治川親方(元関脇安美錦)の引退相撲が行われる。「場所前から優勝して花を添えたいと話していた。約束を果たせてよかった」と語った。