京都正論懇話会

東アジア情勢「楽観要因ない」 古川勝久氏が講演

京都「正論」懇話会に登壇した国連・北朝鮮制裁委員会の元委員の古川勝久氏=23日、京都市下京区(渡辺恭晃撮影)
京都「正論」懇話会に登壇した国連・北朝鮮制裁委員会の元委員の古川勝久氏=23日、京都市下京区(渡辺恭晃撮影)

京都「正論」懇話会の第66回講演会が23日、京都市のホテルグランヴィア京都で開かれ、国連・北朝鮮制裁委員会元委員の古川勝久氏が「国際秩序の新時代~ウクライナ侵攻と緊迫化する東アジア情勢」と題して講演した=写真(渡辺恭晃撮影)。

古川氏はウクライナ侵攻について「ロシアがクリミア半島を併合し、東部ドンバス地域での紛争が起きた2014年から〝戦争〟が続いている。ロシアの長期的計画に基づく侵略行為だ」と指摘。ロシアへの制裁措置が強まる現状を踏まえ「日本でもロシアと取引する企業の社会的責任が厳しく問われるリスクがさらに増える」と述べた。

また、「中国とロシアが軍事的に連携する可能性も想定すべきだ」と強調。北朝鮮による核実験は「今後も続く」とし、「東アジア情勢で楽観できる要因は見当たらない」と語った。

会員限定記事会員サービス詳細