福島第1原発、1号機圧力容器の土台損傷 鉄筋露出

福島第1原発1号機の原子炉格納容器内の調査で確認された、鉄筋がむき出しになった圧力容器を支える土台の開口部付近の画像=19日(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供)
福島第1原発1号機の原子炉格納容器内の調査で確認された、鉄筋がむき出しになった圧力容器を支える土台の開口部付近の画像=19日(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供)

東京電力は23日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内の調査で、圧力容器を支える土台の開口部付近でコンクリートの一部がなくなり、中の鉄筋が露出していることを確認したと発表した。東電は、溶融核燃料(デブリ)の熱で損傷した可能性も否定できないとした上で、「直ちに損壊に至ることはないのではないか。今後健全性を評価する」としている。

東電は同日、今月17~19日に遠隔操作の水中ロボットで撮影した画像を公開。土台の開口部付近では、床から約1メートルに棚状の堆積物が見つかり、この堆積物より下は、本来厚さ1・2メートルのコンクリートの壁で覆われていた鉄筋がむき出しになっていた。開口部に近づくほど壁の損傷の度合いが大きいという。

今回の調査では、デブリの有無の判断材料となる中性子線の測定も実施。今後データを詳しく分析する。

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