Jリーグの野々村芳和チェアマンが23日、プロ野球と連携した新型コロナウイルス対策連絡会議後に記者会見し、問題行動が相次ぐサポーターへ「(制限解除への)出口が見えている今だからこそ、サッカーの情熱を取り戻すために協力してほしい」と呼びかけた。
6月から段階的に声出し応援が解禁されるのを前に、21日にはJ1浦和の多くのサポーターが場外で応援歌を歌うガイドライン違反があり、J2大宮のサポーターが相手サポーターエリアに入って暴力を振るった。チェアマンは「応援されるクラブにとってもデメリットだ」と訴えた。
サポーターへのアンケートで7割超が声出し応援の再開に賛成との結果も明かした。