東京・中野区長に酒井氏再選 自民総支部推薦の新人下す

中野区長選で当選確実の報を受け万歳する酒井直人氏=東京都中野区、午前10時5分(外崎晃彦撮影)
中野区長選で当選確実の報を受け万歳する酒井直人氏=東京都中野区、午前10時5分(外崎晃彦撮影)

任期満了に伴う東京都中野区長選は22日に投票、23日に開票が行われ、無所属で現職の酒井直人氏(50)が、無所属新人の元区議、稲垣淳子氏(51)を下し、再選を果たした。投票率は33・72%(前回34・45%)、当日有権者数は27万3389人。

午前9時50分ごろ、酒井氏の選挙事務所に当選確実の知らせが入ると、集まった支援者たちから歓声がわいた。姿を見せた酒井氏は万歳三唱で再選を喜んだ。

酒井氏は「苦しい一騎打ちの選挙戦だったが、一貫して子育て先進区の取り組みや、地域包括ケアシステムの構築を目指すと訴えてきた」と振り返り、当選について「区政を継続していいという判断をいただいた」と笑顔を見せた。

2期目については「引きこもりやヤングケアラーなど、新たな課題も見えてきた」と語り、「オール中野で応援いただいた。これからの4年間も、皆さまと一緒に区政を進めていきたい」と力を込めた。

選挙戦では酒井氏の1期目の評価や中野駅周辺の再開発、子育て政策などが争点となった。酒井氏は立憲民主、共産などの応援を受け、地域包括ケアシステムの構築などを公約、着実に支持を固めた。

自民党中野総支部の推薦を受けた稲垣氏は、中野サンプラザ跡地計画の見直しや、区独自の児童手当創設などを公約したが、及ばなかった。

同時に行われた区議補選(改選数1)では、自民新人の生藤健人氏(32)が当選した。

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