米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は22日、アナハイムでのアスレチックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。一回の第1打席で中越えの9号を放ち、日米通算150本塁打を達成した。内訳はエンゼルスで102本、日本ハムで48本。
相手先発は左腕アービン。初球空振りの後の2球目、真ん中高めに入ってきた75マイル(約121キロ)のカーブを完璧にとらえ、打球はセンターバックスクリーンの芝生部分に飛び込んだ。飛距離は135メートル。今季の先頭打者本塁打は2回目。ベンチ前で万歳して今季恒例のカウボーイハットをかぶらされ、ナインの祝福を受けていた。ホームランは6試合ぶり。
二回の第2打席は無死満塁で回り、チェンジアップに右直。ただ、三走はタッチアップせず、飛び出した二走が右翼からの返球にタッチアウト。チャレンジも実らずダブルプレーに。四回2死走者なしの第3打席はいい当たりの一直。六回2死走者なしの第4打席は三ゴロ。八回2死一塁での第5打席は遊内野安打。5打数2安打1打点1得点で、2試合連続の複数安打。打率は2割5分9厘。
チームは大谷、トラウトの一発などで4-1で勝ち、2連勝。