ホロコースト記念館で追悼 愛知県知事エルサレム訪問

22日、エルサレムの「ヤド・バシェム」で、献花台に向かう愛知県の大村秀章知事(共同)
22日、エルサレムの「ヤド・バシェム」で、献花台に向かう愛知県の大村秀章知事(共同)

イスラエルを訪問している愛知県の大村秀章知事は22日、エルサレムのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)記念館「ヤド・バシェム」を訪れ、犠牲者を追悼した。

第2次大戦中に多くのユダヤ人に日本通過の査証(ビザ)を発給した外交官、杉原千畝は名古屋市で青少年時代を過ごしており、県は2018年、母校、県立瑞陵高校(名古屋市)に功績を紹介する施設を開館した。その関係で、今回の訪問が実現した。

大村氏はヤド・バシェムの博物館を見学後、杉原の「命のビザ」で生き延び建国後のイスラエルで宗教相を務めた故ゾラフ・バルハフティク氏の子供4人と面会。ゾラフ氏の長男エマニュエル氏(82)は「記憶を風化させずにつないでいくことが大切で、(愛知県の取り組みは)教育上すごく良い」と語った。

大村知事は終了後、「杉原氏は名古屋で人格を形成した。郷土出身で、素晴らしい業績のある方を語り継ぐ使命がわれわれにはあり、ヤド・バシェムと今後も連携したい」と話した。(共同)

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