バイデン米大統領は22日、東京都内の駐日米大使公邸を訪れ、今月3日に死去した日系2世のノーマン・ミネタ元運輸長官の功績をたたえて公邸の一室にミネタ氏の名称を冠する記念行事に出席した。在日米大使館が発表した。
バイデン氏は命名を記念する証書で、ミネタ氏について「日米関係の強力なサポーターであり、日系人社会のリーダーであった」と強調。「アジア系初の閣僚として民主党と共和党の2人の大統領に仕えた」とその功績に敬意を表した。
エマニュエル駐日米大使は、バイデン氏来日の意義について「日米同盟を強化」し、「バイデン大統領と岸田文雄首相の個人的な友情と絆を強めるものだ」と述べた。(坂本一之)