河川浸水リスク、3Dで表示 国交省

荒川下流河川事務所が作成した荒川3D洪水浸水想定区域図
荒川下流河川事務所が作成した荒川3D洪水浸水想定区域図

国土交通省が、全国109の1級水系を3次元(3D)データ化し、防災に活用する取り組みを進めている。河川氾濫時にどの高さまで水につかるかといった情報が一目で分かり、リスクの把握に役立つという。6時間先の浸水予測と組み合わせる技術も開発中で、避難への活用も模索する。

国交省は、写真やレーザー測量のデータを用いて河川流域を立体化した「3D河川管内図」の作成に、令和3年度から着手。元々は河川改修時の住民説明での利用や、河川管理の効率化が主な目的で、7年度の全国整備を目指している。

防災への活用も進められるようになった。昨年7月に全国で先駆けて公開した荒川下流河川事務所は、荒川下流域(東京都、埼玉県)の洪水浸水想定区域図に建物の浸水状況を重ね、立体的に表示できるようにした。

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