地球史に刻んだ「チバニアン」、目印の金鋲がお目見え

地層に設置された「ゴールデンスパイク」と岡田誠・茨城大教授=21日午後、千葉県市原市
地層に設置された「ゴールデンスパイク」と岡田誠・茨城大教授=21日午後、千葉県市原市

地球史の一時代が「チバニアン(千葉時代)」と命名されたのを記念し、千葉県市原市にある地層に目印として設置された金の鋲(びょう)「ゴールデンスパイク」を披露する式典が21日、同市であった。地元の小学生らが除幕して直径20センチのスパイクがお目見えすると、参加した約30人が拍手で祝った。

国際地質科学連合(IUGS)が2020年1月、地質年代のうち名前の決まっていなかった約77万年~約12万年前を、同市の地層から「チバニアン」と命名。地質年代の境界を観察しやすい地層とされるGSSP(国際境界模式地)に、日本で初めて認定された。GSSPにはゴールデンスパイクを設置するのが慣例となっている。

21日の式典では、IUGSのスタンリー・フィニー事務局長らが祝辞。申請に関わってきた岡田誠・茨城大教授は「これをきっかけに、日本ではまだまだマイナーな地質学にたくさんの人が親しみを持ってほしい。今日はその始まりの瞬間」と喜んだ。

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