「密」で閉鎖の入間川・飯能河原 繁忙期の有料化検討

飯能河原で過ごす人たち。昨年の同じ時期に比べると、利用者は大幅に減った=4月30日、埼玉県飯能市(市提供)
飯能河原で過ごす人たち。昨年の同じ時期に比べると、利用者は大幅に減った=4月30日、埼玉県飯能市(市提供)

バーベキューや水遊びを楽しむ人が殺到し、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から閉鎖された入間川沿いの観光スポット・飯能河原(埼玉県飯能市)に関し、市などは、混雑解消のため有料区域を設ける方向で検討に入った。市関係者が20日、明らかにした。

4月21日~5月8日に行った有料化の実証実験の結果、「密」の軽減に効果があると判断した。市によると、期間中の利用者は1434人で、昨年同期の4961人の3割弱に減った。利用者アンケートでは、6割以上が有料での利用について「満足」と回答した。

有料化の本格導入にあたっては、利用料収入が見込める繁忙期などに限るという制度設計が有力だ。料金や定員の設定、予約システムなどに関しては、実証実験の結果を踏まえて妥当な仕組みを検討する。

飯能河原には昨年夏、感染拡大の影響で屋外レジャーを楽しむ人が増えたことを背景に大勢のバーベキュー客らが詰めかけた。利用者同士のトラブルに発展するケースもあったため、市は昨年8月から10月まで河原を閉鎖した。(中村智隆)

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