教えて!K―da先生

不登校 官民協力して早めの支援を

文部科学省によると令和2年度小・中学校での不登校の児童生徒数は19万6127人、高校では4万3051人で、小・中学校は過去最多だったそうです。

小・中学校の不登校の要因について、文科省の調査は、本人に関すること(無気力、不安、生活リズムの乱れ、遊び、非行)▷学校に関すること(対教師問題、友人問題、学業不振、いじめなど)▷家庭に関すること(親子関係、家庭内不和、生活環境の変化)―に分類しています。考えてみれば当たり前の理由ばかりです。

夏休み明けに学校へ行きたくないと思ったことはありませんか。私は今でも毎週月曜日、会社に行きたくなくなります(苦笑)。友達とうまく付き合えなければ学校が楽しくないでしょう。先生が怖かったらいやですよね。登校への心理的ハードルが高くなれば、誰にでも不登校は起きる可能性があります。

不登校が長引けば、回復はさらに遅くなったり、困難になったりします。早めの対応が大事ですが、本人が理由を言えなかったり、周囲が分からなかったりするので、理解できるまで時間がかかることが多いのも課題です。

不登校になった場合、学校の先生や学校にいる相談員(スクールカウンセラーなど)に相談したり、医療機関や教育支援センター(適応指導教室)、民間施設(フリースクールなど)の支援を受けたりしていますが、何も利用しなかったとの回答も、小・中学生で2年度は34・3%ありました。

地域によっては自治体で十分な対応ができないこともあります。その場合、民間の支援となりますが、家庭では経済的に難しいケースもあります。官民が連携しての取り組みが求められます。

お知らせ

お知らせのニュースをもっと見る