阪神、延長十二回に力尽く 大山の同点弾も実らず

【巨人―阪神】九回、左越えに2ランを放つ阪神の大山。阪神は同点に追い付いたが、延長の末敗れた=5月20日、甲子園(宮沢宗士郎撮影)
【巨人―阪神】九回、左越えに2ランを放つ阪神の大山。阪神は同点に追い付いたが、延長の末敗れた=5月20日、甲子園(宮沢宗士郎撮影)

値千金の同点弾も、最後にチームの勢いを加速することはできなかった。20日、本拠地甲子園に巨人を迎えた、交流戦前の最後の3連戦初戦。阪神は九回2死から大山の7号2ランで追いつきながら、延長十二回に一挙4点を勝ち越され、2-6で敗れた。21試合続いていた投手陣の「3失点以下」も途切れ、むなしすぎる敗戦となった。

0-2で迎えた九回。2死から佐藤輝がつなぎ、大山が左翼席への一発で試合を振り出しに戻した。だが延長に入ると、またも打線は沈黙。十、十一回と、いずれも先頭打者を塁に出しながらホームにかえせなかった。

すると十二回、遊撃の中野が失策で先頭打者を出すと、12試合連続無失点を誇っていた7番手のアルカンタラが粘れず無死満塁に。渡辺、石井とつないだが、4失点で勝機を手放した。

この3連戦は、プロ野球が始まった1936年のものをモデルとした復刻ユニホームを着用。胸に「OSAKA」と刻印された阪神の執念は及ばなかった。(大石豊佳)

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